エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

芯から軸に。考える秋。

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秋になって、今年も私に「考える時期」というのがやってきました。

もう10年近くそういうことをしているので、習慣ですね。

この習慣は以前私が会社に勤めていた頃にできたもの。

秋は決算期、新期初だったので、会社に一年の自分の評価をされ、次の課題を与えられる時期でした。

なので、毎年自分が昨年立てた目標に対して達成できているのかいないのか、来年の自分はどうなるのかを毎年考えねばならず、それはそれで非常に憂鬱ではあったものの、一年に一度自分の棚卸しをすることは非常に良いことで、一つの区切りとしていました。

 

会社員を辞めてから一年。

昨年の今頃はなんだか腑抜けのようだったように思います。

正直、何をしていたんだか全く記憶にありません。

特にあてがあって会社を辞めた訳ではなかった分、言いようのない不安は抱えていたかなあ。

でも結局今、同じように不安を抱えているとなると、私は一年で成長したのだかどうだかわからなくなります。

たまたまにしてもありがたく、今させてもらえる仕事があって、フリーランスの端くれとも言えるようなことをしていますが、正直私は、胸を張って「フリーで食べている」とはまだ言えないような感じです。

昔蒔いていた種が芽を出し、花を咲かせるようにして得た役目なので、過去の自分のことは褒めてあげたいし、過去の自分が頑張っていたからだという自負はあるものの、今の自分のことについては今ひとつ自信が持てません。

小さな頃から芯の強い子だと言われ、自分もそう思ってきました。

でも今、「芯はあるけど軸がない」と思っています。

芯と軸。

似たようなものだけど、なんだか違うと思いませんか。

 

芯は一本筋の通ったもの。動かずただそこにしっかりと立つことのできるもの。

軸はそれを中心に大きなものを回し動かす力を持つもの。

 

私はそのように思います。

自分が芯でいることに、物足りなさを感じたのかもしれません。

それとも、軸になることに憧れているのかもしれません。

 

 

なぜかこの秋は、今まで経験した秋よりもとても節目を感じます。

来年の自分は、軸となるように、自分に厳しくしないといけないと何となく思うのです。

どのようにして来年一年の自分を立てていくのか、これからもう少し考えなければ。