エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

後悔するのか、しないのか。究極の選択をするときの考え方。

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先日オットと街を歩いていましたらば、非常に懐かしいものに出会いました。

まだ夫がオットではなく、彼だった頃に持っていたレコードの中で一番好きだったジャケットのレコード。

綺麗に額装までされて、素敵に飾られていました。

最後に見たのはもう10年以上前。

あの頃の私たちには、まだ自分たちが結婚する未来は見えていなかっただろうな。

 

お付き合いから含めて13年。

結婚して4年目。

そろそろね、子供だなとやっと思えるようになってきました。

これまで「子供は?」と散々言われたし、自分でも「子供欲しいなあー」とは言ってきたけど、どこか本気で考えることができないままでした。

10年以上社会人をしてきたし、働くことが楽しいし、誰かに必要とされていると感じることのできる「仕事をする」という活動は、私にとっては自分のアイデンティティを保つようなものでした。

特に、私は東京から大阪に嫁いでいるので、「仕事をする」という行為によって、「自分は大丈夫、ちゃんとやれている」という自分を確かめることでもあったように思います。

だから仕事を一時的にできなくなること、しなくなることで、私がどうなってしまうのか予想がつかなかったり、不安な気持ちもあって、妊娠出産子育てに対して前向きに考えられていないところがあったのでした。

 

とはいえ、実は今日が誕生日なのですが、32歳になりました。

妊娠に期限があることはもちろん知っています。

限界があることも知っています。

もちろん40越えて出産する方もいるけれど、それはそうすることができたという人の結果であって、私の体がどうかといったら別の話。

なので、もうそろそろ本腰を入れようかと思っています。

独立したばかりだし、昨日も芯から軸になりたいと思って、来年は自分をもっと厳しくしなくては、という思いもあります。

なので、そんな時に子供って…?という思いはもちろんあるけれど、こんな風に迷った時には最終的にこう思うようにしています。

 

どっちの未来を選んだら、未来の私が後悔しないだろうか。

 

実は結婚もこうして決めました。

東京でも楽しく仕事をしていましたし、ノリにノッていた時期に結婚の話が出て、正直なところ「これで大阪に行くのは非常にもったいないのでは」と思ったのです。

でも、「どっちの未来を選んだら、未来の私が後悔しないか」と考えた時に、きっと私は彼と結婚しなかったら、他の誰かと結婚できたとしても、あの人と結婚していたらどうだったかしら…と思ってしまうだろう、と思い、結婚することを選んだのでした。

そして今、自分が子供をもし今産まない選択をして仕事をし続けた時、その先の私はどう思うのか、という問いかけをしています。

これについては結構明確なんです。

「子供、産んだらよかったな。妊娠してみたかったな…」と絶対思う日が来るなとわかっています。

そうであれば、もう子供は産むことをちゃんと計画に盛り込まないとダメだな、と。

結婚してからの3年の中で、これほどしっかり「子供を産もう」と思えた時期がありません。

やっと大阪での生活に慣れて、自分の心が安定したのかな。

 

自分でしか決められない究極の選択をしなくてはいけないという時に、この問いかけは非常に役立ちます。

「幸せになるのはどちらかな」と考えるより、「どっちだったら嫌なのか」を考える方が考えが深まるように思います。

嫌なことって明快なんですよね。

逆に、好きなことって移ろいやすい。

今思えば就活の時もこうやって決めたんだったな(笑)

 

大事なのは良い選択をすることじゃなくて、納得をすること。

自分の出した答えにしっかり納得をして、その道を歩く決心を固めること。

それがちゃんとできていれば、「あの時あーしていれば」と思うことを極力減らすことができます。

東京から大阪に来ることになったけど、結婚もして大正解でした。

東京で仕事をし続けている自分より、今の自分が幸せだと言いきれます。

 

ここからの一年の間に、子宝を授かることはできるかしら。

計画通りに行くことじゃないけど、そうなったらいいな。