エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

みなさん保険てどうしてます?

よし!ちょっとゆったりしたしブログいっぱい書こう!!なんて思っていたのに、

7月は前のブログを書いたあたりからダークサイドへ陥ってしまった感じになってしまって、

結局1か月半ぶりにブログを更新することになりました。

今はダークサイドより這い上がってきましたが、

年に1度くらい、ダークサイドに陥ることがあります。

いろんなことに悩んだりしちゃってねえ…やだねえ…。

 

ところで。タイトルの件です。

みなさん保険ってどうしていますか?

私は結婚してから自分の分は入ったのですが、オットの分をずっと入れることができずにおりました。

周りからどれだけ「入ったほうがいいよ、お守りだよ」と言われても、

入りたくないと言っているオットに判をつかせるのは至難のワザ。

「周りからそう言われたから」という理由で入れさせるには、どうも理由不足であることは

私にだってわかっておりました。

極端な話「お前は死んだほうがいいって周りが言ってるから死ぬのか?」的なことですからね。

だから結婚して3年半、入れたほうが良いような気がすると思いながら放置せざるをえませんでした。

 

が。

 

そんな私もついにオットを保険へ加入させることに成功!

今日はそんなことを記録しておこうと思います。

 

 

 

そもそも自分が保険に入るときはどうだったのか

私が無理やりオットの保険加入をさせられなかったのには理由がありました。

それは、私自身がなんだか流れのままに入れられてしまった感が否めなかったから。

私の叔母が保険外交員をしていたこともあって、結婚後保険をすすめられて加入した時に

正直なところ売上貢献をさせられた感が…。

保険がなんたるかは何となくわかっていましたが、なるかわからないもののためにお金を払うの?っていうのも腑に落ちず

何だか何となく入れさせられちゃったなーと思っていたのでした。

なので、こんな私だからこそオットに加入をさせるには、私がまず理解せねばならん!

ということで、お金の勉強をし始めた頃に保険のこともちょっと調べたのですが、

あんまり納得できる理由がなかったのが本音。

 

このままだといつまでも入れられないなー

ていうか本当に入れるのが正しいのか?

 

という気持ちばかりが募っていたのでした。

 

生命保険料控除…?

そんな中、フリーランスの一大イベントとも言える確定申告がやってきました。

心配性の私はあらゆる情報を集めては理解して、新たな疑問にぶち当たっていた中

気付いたことがありました。

 

「生命保険料控除だと…?」

 

会社員の時に出していた年末調整の時に、自分がかけている保険について

保険会社から送られてくる数字を入れる欄には気づいていました。

でも、会社員の時の自分はこれが何になるのか一切分からずやっていたのです。

それがどうでしょう。

フリーランスになってからは不安だらけなのでめちゃくちゃ調べるわけですよ。

そしてわかった。

 

生命保険で払ってるお金って経費控除できるんかい!!!!

 

こんなこと全然考えたことなかったからこそ、全然知らなかったわけです。

要は、「自分の万一のために出している支出ならば経費にしていいよー」っていう

お国からの小さな小さなお情け。

おおおお、、、、マジか。。。そういうことだったなんて…。

たまたま実家に帰って母の確定申告を手伝ってみたら、まあ保険入ってること入ってること…。

たくさん入ってるのがいいかどうかは知りませんけども、

こんなことがあっただなんてと衝撃的なのでした。

 

ってことは、だ。

自分の場合医療保険に入ることばかりでなく、自分を守るための基金的なものとか

そういうのも良いってことだよね?なんて。

フリーになるとこういう国の仕組みに気づくことがあります。

 

話がちょいと横道へそれましたが、オットの保険料もこういうことかと知った出来事。

やだー。所得税として支払う税金ちょっと払う量が減るじゃーん。

これは結構大きい気づきでした。

 

さあ、とはいえ保険ってなんなんぞ!?

控除される部分であるってことはまあわかったとして、それでもまだ払拭されないポイント。

それが

「なるかどうかわからないものにお金を払うってわけ?」ってこと。

ここが私も理解できなくては、結局オットの保険をどう選ぶかも検討できないし

判もつかせられません。

そんな時に出会った本がありました。

 

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この本ね、20代じゃなくてもいくつでも読むべきだと思います。

お金にまつわることが書いてあるのですが、お金に対しての気持ちを少し変えられました。

そうかそうか、私の不安はそこだったのか!と思った部分も多数です。

 

そんなこの本の中に、保険の部分がありました。

それが私の「保険てなんぞ」の部分に対しての答えをくれました。

 

保険の本質はレバレッジ

貯蓄と保険は分けて考えるべきである。

 

この著者が保険会社の方なだけあって、これは私にとっては腑に落ちる考え方でした。

周りがお守りだという理由もやっと理解。

保険料の提案書を見る目もずいぶん変えることができたので、 

商品を選ぶときにも言われたものをそのままということでなく、

ちゃんと自分で見て、質問をした上で検討ができました。

なるかどうかわからないものに対してお金を払うという部分においては結局は同じだけど、

もし何かあったときのために大きく助けてもらえるように、

日頃から保険料として出しておけっていうことか!

と納得ができました。

 

自動車保険だって同じことなのに、なぜだか自動車保険ほど当然のように加入ができないのは、

自分というものを自分が過信しているからではないかなと思います。

私が病気になるわけがない、大きな怪我をすることはないだろうと思う気持ちが、

「なるかどうかわからないのに?」と思わせるんでしょう、きっと。

車の場合は壊れたり、何かが起こるかもしれないというのが安易に想像できるのかな、なんて。

こんなことに気付けなかったのもバカだなあと思いつつ、 

まあやっとモヤっとしていたことに終止符が打てて、私は大満足でありました。

 

オットよ!判をついてくれたまえ!

やっと自分が納得したので、叔母に頼んで契約書を作ってもらう下になりましたが

やっぱりやっぱりオットは手強かったのでした。

「命に金を払うなんてありえん」だの、「興味がないだの」。

結局私の納得した知識を使用することは一切ありませんでしたが、

「私が必要だと思うんだから判をついてくれ」と言い、判をつかせたのでした。

 

正直なところ、今回保険を加入してもらおうと真剣に思ったのには理由があって、

それは共通の友人の事故を目の当たりにしたからでした。

保険が必要になるっていうのは本当に突然なんだってことに、

やっとやっと気がついたからなのです。

毎日いってらっしゃいと送り出して、毎日ちゃんと帰ってくることがどれだけ幸せか。

そんな毎日が続くなんていう保証はどこにもないっていうことなんだなと、

やっとやっとわかったからでした。

何かが起こってからお金の心配をするのは、きっと私が一番避けたいこと。

そういう心配を払拭する手立てを一つは講じることができたなと、

今このブログを書きながら実感しました。

 

いやー。

オットを保険加入させるのはとっても大変!

きっと私だけでなく、多くの奥様がそう思ってるんじゃないでしょうか。

以前参加した保険に入るメリットなどを教えてくれるセミナーでも、

「貯金がいっぱいあるなら最悪保険は入らなくてもいいってことですよ!」と言っていましたが、

そんな人そんなにいないですよね。

保険に入ることで税金もちょっとお安くなったりすることもあるので、

もしもの不幸に備えるのは間違いじゃないなと思います。

旦那様が割と危険なお仕事をするなどの方は、就労不能保険に入っておくのも手。

私が見た保険会社のものだと3ヶ月以上就労不能の場合、ということだったので

結構日本の就労不能保険は厳しいのかもなあと思いましたが、

そういう視点で選ぶ保険というのもアリです。

いやはや非常に勉強になったな。