英語は日本語で勉強するとわかんない!Essential Grammar in Use、やっぱりいいよ。
英語話せるけど、どうにもこうにも文法は苦手な私。
未だに英語の5文型ってものが全然理解できません。
とはいえ英検の2級は受かっています。
過去にいろんな文法書に手をつけては、途中で挫折を繰り返してきました。
唯一やれたのはMr. Evine の中学英文法を修了するドリルくらい。
でもそれでも、やっぱり日本語のテキストだと、なんだか「覚えなくては!」が入ってきてしまって、
練習問題を解く時も「これはこうって書いてあったから…」的な、
覚えたことを感覚的に引き出すのではなくて、引っ張り出す感がありました。
それと、日本語のテキストって絶対英語の5文型を通ります。
そして、全てbe動詞から始まる。
これまで何回be動詞をやったかわからないし、5文型を覚えようとしてダメだったか!
でも英検2級は受かっているわけなので、いっそ日本語で英語勉強するのやめようってことで
Essential Grammar in Useに変えました。
実はEssential Grammar in Useは過去に一度挫折している問題集。
でも挫折したのはこの赤い本ではなくて、
Basic Grammar in Use Student's Book with Answersの方だったと思います。
Grammar in Useシリーズは色んな種類があって、正直テキストを選ぶので一苦労。
私買ったコレも、前回挫折していることもあって、買うまでにあちこちのサイトを見て
どれを買うべきなのか吟味しました。
買うにあたって参考にさせていただいたサイトはこちら↓↓
http://jump2theworld.com/study-english/grammarinuse/
http://lifeiscolourful.hatenablog.com/entry/2016/05/19/105715
あとはアマゾンのレビューを読みまくってポチッと。
なぜBasic Grammar in Use Student's Book with Answersがダメだったのかは今となってはよくわからないけど、
赤い方のこれはちゃんと続けられています。
感覚的に英語がスッと入ってくるので、「覚えなくては!」がなぜだかあまり働かないし、
こういうニュアンスの違いか!っていうのは日本語で読まない方が良いですね。
解説されたものをそのまま読むよりは、自分で自分の脳にヒラメキを与えた方が
よっぽど覚えるっていうのが私の結論。
自分で読んで、考えて、ヒラメけば一発で頭に入るし、
それでもわからないところを日本語の文法書で補足するというのが有効的だと感じて、
そのやり方で進めています。
5文型も出てきません。
やっぱりいらないじゃん!知らなくても問題ないじゃん!が私の答えでした。
ちなみにこの赤いのはイギリス英語版。
何が違うって特に大きな違いはないけど、「あ、これアメリカ英語用じゃないのか」
って気がついたのは「シャワーを浴びる」という言い方でした。
アメリカ英語だと「take a shower」
イギリス英語だと「have a shower」
あとは、例文ででくる土地の名前がイギリスの地名っていう部分。
アメリカなら聞いたことあるところも多いけど、イギリスのことはあまり知らないので
全然知らない土地の名前ができます。
アメリカ英語がいいかイギリス英語がいいかわからない!って悩む方がいらっしゃるようならば
胸を張って「どっちでもいいよ」とお伝えします。
英語はイギリスから来ているものだし、アメリカ英語との大きな違いっていうと、
日本の中での方言みたいなものですからね。
単語の使い方が違っても、それは地域差ってことなので、通じればいいと思います。
英語の勉強の方法については、自分がやればやるほど疑問が出るところが多くありました。
日本語で勉強をすると、ちょっとした日本語の「てにをは」で意味が違ってしまって、
解答解説と違う!と思うことがあります。
これは特に英文解釈とかで英語を日本語に落とす時の勉強でありがちなこと。
でも、英語を多少なりとも話せるからこそ思うけど、答えが一字一句イコールにならなくても
語学の勉強って8割意味が同じならそれでOKです。
それで十分相手には通じるから。
逆に言えば日本語はとても繊細な言葉で、「てにをは」が違うだけでずいぶんニュアンスが違って見える言語です。
だからこそ、自分の書いた答えと解答解説とで「てにをは」が違うと間違っているように見えます。
そういう小さな小さな間違いを「間違った!」ってやっていると、
ずーっとできないままって思ってしまうんじゃないかなと思ったら、
「できる」を増やすやり方のほうが絶対続けやすいはず。
もちろん英語も細かいニュアンスはあるけれど、
言葉は生きているので時代によって言い回しも解釈もどんどん変わっていくもの。
だったら私は英語を日本語にする勉強ではなくて、
英語を英語のまま解釈できるようにする勉強のほうが良いと思います。
英語を日本語にするってやっぱり難しいことです。
英語もやりつつ日本語ちゃんと知っていないと、間違った解釈になる。
それも小さな「てにをは」の違いで。
もちろん翻訳者ならばそこまで考えなくてはいけないと思うけど、
相手とコミュニケーションを取るというところにフォーカスするならば、
8割通じるための文法を手に入れて、口から出せる練習をするのが一番だと感じます。
日本人て真面目だし、私もこれまでけっこう几帳面な勉強をしてきました。
小さな間違いをたくさん見つけて、やる気をなくす勉強方法ばかりだった気がします。
でも大事なことは「やだー、私できるじゃん!」ってい思いながら続けること。
そして、やっぱり英語には文法がいるなって実感します。
練習問題もたくさん付いているEssential Grammae in Use は、
やはり名著と言われるだけある!
これだけで今後文法の参考書は買わなくても良さそう。
人がいいって言ったものはやっぱり良いんだねー。