【預金バカが面白かったんですよ】投資バカ by中野晴啓
ここ数年で「お金の勉強をしたい!」と思って 色々読み漁っているのは、
投資という分野に興味を持ち始めたからです。
以前のブログでも書いていますが、私はお金恐怖症。
お金がなくなるのが怖くて怖くてたまらないのであります。
そんな話を以前、株式投資などを教えている方に話したら、
「怖かったらね、勉強したらいいよ。知らないから怖いんだよ」と言われ、
あ、そうかも、と思った時点から勉強を始めました。
また今度ゆっくり書こうとも思いますが、投資教育にもお金を払った経緯があるほどです。
私の両親や夫の両親を見ていても思いますが、日本人は本当に投資にはネガティブ。
そんな両親に育てられていたら、子供がそのままそれを引き継ぐのは当然のことで
私も投資はギャンブルだと思っていました。
投資はギャンブル。
合っているところもあるし、合っていないところもあると今の私は思っています。
ただ、お金を貯めていても何にもならないのも事実。
お金は社会の血液とも言いますが、これは家庭においても同じで、
ある程度クリーンに回さないと、逆にきゅうきゅうした家庭になってしまいます。
楽しいことにお金を使うことは、悪じゃない。
でも、お金を使ってなくなったら嫌じゃない!簡単に増えないんだよ!?
というのは常に私の頭の中にあって、このスパイラルからどうやって抜け出すのか…が私の目下の課題なんです。
私はお金恐怖症を抱えるがあまりに「預金バカ」。
先に預金バカを読んで面白かったので、同著者の「投資バカ」を読んでみました。
著者の中野晴啓さんがセゾン投信を経営しているとのことで、
預金バカにしても「まずは投資信託から。弊社はどうですか!?」という香りは
本全体から感じます。
ただ別にそれはこの方に限ったことじゃなくて、自分の会社のことをよく言いたい、
オススメしたいというのは普通のことなのでそれは良いんです。
でも、自分の会社が投資信託を扱っているのにもかかわらず、
本の中では投資信託の仕掛けや、「気をつけて!」もたくさん紹介されていました。
ある意味、自分の立場などを取っ払って、引いた目で金融業のことを書いてくれていたと思います。
正直私のような、多少なりとも本から教えを請いたい!というファイナンスひよこにとっては、
「で?」というのが先になってしまう本ではあります。
そのまま信じようというつもりはないけれど、「で?どうしたら良いのかな?」と
これまで色々入れた知識を一回ゼロにするくらいの「で?」です。
それくらい、「お金のことなんだから、自分でしっかりした目を持たないとダメよ!」
というメッセージを私は感じました。
そして改めて「投資…どうしたら…」となってしまったなとは思っています。
どうしても!って言い方をしたらなんだか変だけど、投資をしたい。
自分が働くだけではなく、お金に働いてもらう方法を知りたい、という欲は
どんどんどんどん増えてきています。
そのためにも今後もずっと勉強はしていくだろうけど、
実際に着手するにはあまりにもまだ道のりが長い…。
どの投資関連の本にも「時間を味方につけろ」と書いてあるので、
なるべく早めに自分の腑に落ちるところまで知識を持って行って、一歩を踏み出したいんだけどなあ…。
私のお金の勉強、投資への道はまだまだ続きます。
ちゃんとできるかしら…。