エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

【いやー!いい本読んだなー!!】投資バカの思考法 by 藤野英人

 すっごい良い本でしたよ!これはオススメ!

って最初から褒めちぎっちゃうくらい、良い本でした。

 

投資バカの思考法

投資バカの思考法

 

 

「投資」という言葉がついていると、どうしても資産運用の話の本ではないかと思うのですが、

実はそうではないことが多くあります。

投資というのはお金に限った話ではなくて、未来の自分へすることについても「投資」って言うことがありますよね。

「投資バカの思考法」もお金の話ばかりではない「投資」の本でした。

 

  「投資」のキーワードで今年は結構本を読んでいるのですが、その中で何人もの著者が

「一番確かな投資とは、自分への投資をすることだ」と書いていたのが印象的でした。

 

お金を使っての投資は、当然利益を得られることもあれば、失うこともある。

でも、自分への投資は一番リターンが早く、大きくできる可能性も高い。

 

要は、「どんどん勉強をしなさい」ということなんです。

 

私、これを読んで「わー、ホントだ!」って思ってしまいました。

ちょっと前まで、ブログを書く時間を取るのも、本を読む時間を取るのも、

「そんなことしてる暇があったら仕事しろよ!」って思っていたんですよ。

でもね、結局仕事もしていなかったんじゃないかって気がついたんです。

パソコンの前にいるだけで、やった気になっているんじゃないかって。

そう思ってから、本を読むことやインプットに使っているという時間のことを

もっと優先順位の高いことだって意識づけようしています。

仕事はあくまでアウトプットであって、

インプットと結びつけた時に最大限の効果を生み出せるようになるのが一番良いんだって、

やっとわかったんですよね。

 

「そんなことしてる暇があったら仕事しろよ!」って思っていた頃の私は、

明らかにインプット不足だったと思います。

もっと仕事をしなくちゃ成果が出せない!と思うがあまり、

自分自分を磨く時間すらももったいないと思っていたのでした。

でもそれって本末転倒。

今回読んだ本にもありました。

「忙しさから抜け出したいなら刃を研げ」って。

知識をつけるためにかける時間、お金も立派に投資です。

そこにパワーをかけないと、何にもアウトプットできなくなってしまいます。

 

投資は愛。

投資は未来。

投資は我慢。

ゆっくり長く育てることが大切。

成長には時間がかかる。

 

このようにも書いてありました。

お金をかけてする方の投資の話でも、どの本にも「長期投資」が良いとあります。

お金の話でも、自分の話でも、「投資」に限っては同じことなんですね。

人生も、いい時もあれば悪い時もありますからね。

でもそれでも、この先もっといいところに行けるのはどっちだ?と思いながら、

培ったものを手放す判断をしたり、今は損をしていても持ちたい!と思ったものが花を咲かせたら

「やっぱり信じてよかった!」ってなることってあるじゃないですか。

そういう気持ちで投資をすると良いのかと、ふっと腑に落ちたのでした。

 

投資に興味がなくても、この本を読むと自分の人生に置き換えて考えられます。

前のブログの「投資バカ」と違い、ほとんど難しい投資の話はなくて、

思考のお話だったのでとてもタメになると思います。

「自分への投資」という視点で読むにもぴったりです。

 

昨日のブログとは打って変わって、知識を入れることに時間をかけようかなというより

小さい一歩を踏み出してみようかなと思わせてくれた一冊でした。

ひふみ投信さんで、始めてみようかなw(安易w)