エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

身銭を切って設備投資

ここ一年くらい、大好きなラジオがありまして。

東京ポッド許可局というやつなのです。

マキタスポーツプチ鹿島サンキュータツオの3名様でやっている番組なのですが、

正直この番組を知るまで、プチ鹿島さんとサンキュータツオさんのことは存じ上げませんでした。

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おじさん三人があーだのこーだの、時事ネタから居酒屋ネタまで小難しく、楽しく、

自身の考えをぶつけ合う番組なんですけど、とても面白いんです。

一週間のうちで1、2を争う楽しみにしている番組です。

 

先日この番組で「身銭論」というのをやっておりました。

その中で

 

身銭を切っているからこそ、真剣になる。

身銭を切っているからこそ、良し悪しがわかる。

身銭を切っているからこそ、自分のものになる。

 

というのがあったのですが、ホントその通りだなと思います。

自分で買ったものって、そこに自分の思いも乗っけてたりするので思い出深いんですよね。

それが「失敗したー!!!」っていうものでも、ちゃんと身になっているというかね。

近年「最初は無料で」みたいなものが多いけど、無料のものって無料だからこそ真剣に向き合ってないんですよね。

だから比べてやろう!とか、どれだけ私に良いんだ!って見極めもしない。

サンプル品なんかもまさしくそうだなと思います。

もちろん「これ買いたいけど、先に試したいなー!」ってものはあります。

そのためのサンプルというのは否定しない。

でも、あちこちでバンバンくれるタダのものっていうのは本当に物が可哀想だなと思います。

 

今年は過去ないくらいセミナーに行きました。

それも、結構高額のやつ。

6万円、5万5千円、2万円×3回。

これに付随して、懇親会と呼ばれる二次会的なものもほとんどすべて行きました。

正直お金払うときは不安です。

金額が高いからこそ尻込みをしそうになりました。

本当にいいのか?と、決済ボタンをクリックする前に何度もブラウザを閉じたものもありました。

でも結果としては、金額相当・金額以上のリターンがあったなと実感できています。

 

勇気を出したきっかけとしては、自分も仕事で高額ジャンルに入るワークショップをしているから。

人に出してもらっているんだからこそ、自分もそれを支払う時の気持ちを、

セミナーを受けた後の気持ちを体感しないとダメだ!と思ったからでした。

 

セミナーについてはいろんな人がやっているからこそ当たりも外れもあるだろう…という感じがするのですが、

私は最近は本を読むよりセミナーに行くのが効率が良いなと思っていることが多くなっています。

本よりも著者の人柄を感じたり、身振り手振りが見えることで自分に染み込みやすい。

更に言えば、書籍では伝えられなかったことを聞ける確率が高いのです。

私も書籍を作ったことがあるからわかることですが、本を作るにあたっては、

どうしても編集者の意向により掲載しきれない情報があるもの。

どんなに編集者がそのジャンルに強くても、今回の本では情報が高度すぎるとか、

論点がブレるとか、ページの問題などがあり、掲載しきれないことがあります。

また、文字ではどうしても表現しにくいこともある。

そういうものは、本を越えて著者に会いに行くのが一番なんですよね。

そしてそれはちゃんと身銭を切っていったほうが良いってことが、今年わかりました。

 

これって大きな収穫です。

よく、本を読むのは自己投資だと言われます。

投資をしたいなら、まずは自分自身に投資をしなさいとも。

投資を自分にすると、頑張るも頑張らないも自分次第なんですよね。

すぐに結果を発揮するもの、しないものもあると思います。

でもそれでも、自分に投資をし続けたかそうでないかで、先の未来が変わってくるんです。

私は今年は金額大きめのセミナーに関しては全て「自分自身への設備投資」と思うことにしました。

人間にとっての重要な設備とは「知識」なんじゃないかと思って。

知識をアップデートして行くことだけが、自分にとっての進化なんじゃないかとも思います。

自分自身の設備投資、今後も積極的にしていきたいなあ。