エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

夢で父に会いました

父が亡くなって明日でどれくらい経つんだろう。

よくよく晴れた11月、眠ったまま父が亡くなってからだいぶ経ちます。

6年とか、7年なのかなあ。

申し訳ないながら、父が亡くなってどれくらい経つのかとか、命日とかって実は忘れがちです。

そんな父が今日夢枕に立ちました。

 

父には年に一度か二度か、夢で会うことがあります。

亡くなったその年はあまり会うこともなかったけれど、それは父のやり残したことを私がするかのように過ごしていたからだと思います。

亡くなって1年ほど経った頃から、ふと急に夢枕に立つのです。

特にメッセージ的なものがあるわけではありません。

でもしっかり毎回ちゃんと話をして、急に目が覚めて会えなくなる、というのの繰り返し。

その度に、何を伝えたかったのかなとか、まだこの世にいるのかなと思って、

もしかしたら私がたまに会いたくて泣くから、まだ成仏しきれないのかなと心配になります。

 

今日は今日で、なんだか不思議な感覚でした。

私は紫の着物を着ていて、なぜだか左の肩だけ着物を脱いでいて、

結婚式場のような華やかなところで祝われるはずなのに、

やっぱりなぜだかなかなか呼ばれなくてイライラしているところに、

急に階段の上から父が「来たよ」という感じで手を差し伸べたのでした。

私は嬉しくて、「何で?何で来れたの?どこにいたの?」言いながら手を取って、

それまでイライラしていたのを一気に忘れるほど驚いていました。

夢の中で父に会うときは私はいつも、すでに亡くなっていることをわかっているようなわかっていないような態度を取っています。

一つだけわかっているのは「もう一緒にはいられない、離れている」ということ。

今回も父には久々に会った態度を取っています。

「どうしたの?体は大丈夫なの?座れるところに行こう」と手を引いて会話をしながら、

いっぱいだったソファの中から父が、黒の、とても座面が広いソファを見つけて「あっちにしよう」と言ったのでした。

座るなりゴロリと横になった父のそばに座りながら、

「体は大丈夫?前より膝が小さくなってるよ。手も冷たくなってしまってる…。また切断しなくてはいけなくなったらどうしよう。」と話しながら父の右手を触ると、

じんわり冷たい感覚としびれた感覚が伝わってきました。

生前父は糖尿病の悪化によって足を切断しており、その影響が手にも出たのではとより心配になった私が続けて、

「今どこにいるの?」と言うと

物憂げに「六本木の船に住んでいるよ。そこはソファもないからこうできて嬉しいよ」と。

もっと話したい、聞きたいことがたくさんあると話しかけようとしたところで、今日は目が覚めてしまいました。

 

目が覚めた時、手には触れた感覚が残っていました。

父と会うと、感覚が残っていることが良くあります。

だいぶ大きくなってもからも、父は私のおでこの血管を頭に手を置きながら親指で撫でることがあったのですが、

前回はそれだったように思います。

今回は手をつないだ感覚まで残っていました。

ここまで鮮明にやり取りのことも、描写のことも、感覚のことまで覚えていると、

正直いつもただの夢のようには思えません。

でも色々考えてもメッセージ的なものは見つからないし、何で今日は夢に出たんだろうと思いながら

今日ばかりは「あ、明日の命日を知らせに来たかな?」としか思えませんでした。

いっつも忘れていてごめんね。

また急に夢に出てくれるかなあ。