日記、はじめました
日記書くならブログでやればいいんじゃね?とは何度も思ったんですけど、
やっぱりなんか人にも見せたくない心の内とかもあるじゃないですか。
ブログだとどうしても誰かが読むかもしれないと思って素直に書けない気がしたから、
紙の日記をはじめてみました。
元々日記を書くのはやってたの。
もうかれこれ15年くらい前ですかねえ。
大学に入ったばかりの頃、何ではじめたか覚えてないんだけど書いていて、
ちょうどお付き合いを始めるか始めないかくらいの甘酸っぱすぎるオットとのことも書いていました。
それゆえ今だに捨てられません(笑)
オットには見せられないこともたくさん書いてあるんだけど、
日記を読むとね、一気にその時の自分にタイムスリップできちゃう力があります。
ブログと違って良いのは、やっぱり手書きなこと。
自分の字とはいえ、なんかその当時の書き方とかがあって、微妙に字も違うんですよね。
だから余計に当時の自分のことを思い出せるのかもしれないなあ。
私はやったことないけど、校庭に埋めたタイムカプセルに入れた手紙くらい、
自分のことを思い出せますよ。日記って。
何でまた日記をはじめようかと思ったかというと、
小さい頃から付き合っているアトピーが、ちょっと変わって来たような気がしたからです。
結婚した頃から、これまでかろうじて出てこなかった場所に出てくるようになってしまって、
それでも頑なに「いろいろ我慢なんかしないからな!」って思っていたんですが、
病院に行ってもめちゃんこ待たされた挙句に「お薬出しておきますねー」で終わらせられちゃうのが嫌になってしまって、
「うん、もう病院に行くのはやめよう」と決めたのです。
アトピーの方はわかると思うけど、薬をもらったら確かに一瞬は治ります。
でも結局薬やめたら元に戻っちゃうんですよね。
こりゃ意味ないなと。
私はアトピーちゃんとずっと付き合って行くつもりだったけど、
もうあんたとは、別れてやるんだから!って急に思い立ったのでした。
32にもなって、やっと。
本当に小さな頃からなので、「良い」と聞いたものについては何でも母は試してくれた思い出。
でもそれでも治らなくて、年齢が進むにつれて炎症の出る位置が変わったりしながら、
今でも付き合っています。
もういい加減ね、お別れしたいんですよ。
そんな時にたまたま図書館で見つけたのがこの本でした。
そういえばアトピーの本なんて読んだことなかったなって、手にとってみたんです。
最初の方はアトピーに悩んでいた方達の症状経過が載っています。
もうね、本当にかわいそう。
私なんかがアトピーで悩んでるんですって言ったら申し訳ないくらい。
働けなくなってしまった方達もたくさん載っています。
赤ちゃんや子供たちの写真なんか痛ましくてねえ・・・。
辛さ、痒さがわかるから本当に胸が痛くて。
そんな人たちがこの本の中で、時間をかけて治って行くんですよ。
読んで救われました。
食事制限をしたわけでもなく、薬をやめても、治るんだって。
本の中にも書いてあって安心したのは「一番大切なのは、治るんだという気持ちです」という言葉。
一筋の希望のようでした。
私が一番、治るんだって思っていなかったのかもしれないなって思いましたね。
そこから、治そうって決めたんです。
自分が一番治るんだって信じようって。
正直引いてはぶり返しての繰り返しで、日頃出ない顔に出ている今なんかは、
本当悲しくなります。
何で?って。
でも、何で出て来ちゃうのか、自分が自分で検証するしかないんだなって。
そういう気持ちで、検証日記として初めてみたんです。
何を食べたのか、飲んだのか。
続けられる程度に記録をして、自分で実験検証の毎日です。
今までないがしろにしていた自分の体のことをちゃんと見てみようかなって、
すごくいい機会だと思っています。
本当は写真とか撮って、他にアトピーで悩んでいる人たちの後々のサポートになるように、
それでブログを立ち上げてもいいんでしょうけど、それはさすがにできません。
自分で写真で見るのが辛いから。
そしてそんなに毎日大きな変化もね、ないんですよ。
なので、気がついたことだけここでまとめて、誰かのお役になったらいいなと思います。
病院に行ってね、「ストレスですかね」って言われることがストレスなんですよ。
ストレスって言葉でひっくるめてんじゃねーぞ!!!
ってなるんですよ。本当に。
みんなストレス抱えとるわ!ってね。
でも確かにストレスで酷くなるっていう時はあるので、
日々自分のこと観察して、気長にアトピーと決別したいと思いまーす。
アトピーのみんな、頑張ろー!
みんなで治ろーね!