エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

英語を話したいなら、話すことだけに重点を置けばいいんじゃない?

自分で「え?私今めっちゃいいこと言ってる」って思うことないですか?w

自分が発した言葉なのに、自分じゃ引き出せなかった!っていう言葉を言っていることが

私は多々あります。

自画自賛か!w

でも人に相談を受けた時にそれがよく出てくるな、という経験があって、

たまたまそういうことがあったので、残しておこうと思います。

 

先日のブログで、Essential Grammar in Useを使っているというのを書いたのですが、

同様にインスタにも載せていたところ、

後輩からコメントがつきました。

 

この本がいいですか?もっとペラペラに話せるようになりたいんです。

 

英語の勉強というと「話せる」を考える人が多いけど、

実は勉強って一口に言ってもいろいろありますよね。

 

・テストに受かるための勉強

・ビジネスで使うための勉強

・日常生活で話せるようになるための勉強

・ビジネスシーンで話せるようになるための勉強   などなど

 

私はGrammar in Useを英語を体系的に知るために、文法のダメなところを押さえて

もっと本が読めるようになるためにやっています。

多少英語でコミュニケーションが取れる私は、これまで何度も勉強しては挫折してきました。

 

もっと会話重視にした方がいいんじゃないか

英語のドラマを沢山見た方がいいんじゃないか

もっと単語を沢山知らないといけないんじゃないか

 

こんなことを考えてあらゆるものに手をつけてきたんだけど、どうも続かない。

私も最終的には英語は流暢に話せるように、

人とのコミュニケーションの間に立てるくらいになりたいとは思っているけど、

正直なところ具体的にここまで!っていう目標を立てていなかったこともあって、

勉強のベクトルがぐらついていたかなあと思います。

 

現状「やっぱ文法をしっかりしないとダメだわ」と思ったのは、

先日行ったアメリカで、「大人としての英語」を使えていないように感じたから。

コミュニケーションはとれるけど、子供っぽいように感じたし、

ノリで話してるなーという印象がすごくあったのでした。

ある程度話せるのは良いにしても、このままでは仕事では使えないなあと思ったし、

英語を話すのが恥ずかしくないと思うレベルなのであれば、

今後はもっと本などを読むことで、文の構成を理解すると、

もっと口から出る言葉も変わってくるのではないかなと思ったのです。

 

私はこういうことを目的として、Grammar in Useを使っているけど、

じゃあ「もっとペラペラになりたいんです」という彼女にもいいかっていうと、

そうではないと思います。

なんでもオーストラリアに彼がいるそうで、彼ともっと話したいとのこと。

彼と話すことを目的としているならば、言い回しをたくさん覚えたら?と言うと

 

例えばどういった単語ですか?

 

と。

 

いやそういうことじゃない。

単語覚えればいいってことじゃないんだ、と感じたのでした。

 

話すことについての勉強で大切だと私が思うのは、いかに状況に応じた話し方を知っているか

ということだと思っています。

なので、旅行に行くなら旅行に必要な英語だけ、

彼と話したいならば、彼と話すために必要な会話の仕方を覚えたらいいんだと思います。

彼と話したいのにビジネス英語を手に入れる必要はないし、

文法を完璧に覚える必要もないと思うから。

私達も日頃の日本語だったら、文法はそこまで細かく気にしていないし、

「通じればいい」という感じなはず。

なので、話し言葉とビジネス言葉と書き言葉を全て使い分けているはずなんです。

 

英語をペラペラにしたい!=文法を完璧に覚えなくてはいけない

 

という日本人の真面目さならでは呪縛。

これから離れられたらどんなに良いか!

私も今でも一番得意なのは買い物の時の英語と、食事をする時の英語です。

要はパターンを知っているっていうこと。

実は雑談がいっちばん難しいって、英語を話せるようになりたい!と思う人は

ぜひ知っておくと気が楽になると思います。

 

で、自分もそんなに雑談ができないくせに後輩へ送ったアドバイスが、

あら、私の口から出たくせに、私の言葉じゃないみたいにしっかりしてるわと思って、

自分のための忘備録が下記です。

 

まずは会話の中でどういうときに困るのかっていうのを自分で把握するのがいいと思うよ。

彼との会話の中で、「いつもこういうことが言えないな」っていう自分の足りないもののあぶり出しをするのが一番良いと思う。

それをやった上で、英語のドラマを日常的に見て、「こういう言い方でいいのか」とか「こんな言い方があるのか」っていうのを貯めていくのがいいんじゃないかしら。

時間はかかるけど、引き出しに物を入れないと取り出せないから、まずは引き出しに「言い回し」っていう物を入れていくといいと思うよ。

 

英語の映画よりはドラマの方がオススメ。

映画はどうしても1本の尺が長いので、一回の視聴にかかる時間も大きいのと、時間制限の中でストーリーを収めるためのセリフ回しになっていると思う。

ドラマだと1本40分程度で一回にかかる時間が少ないということと、セリフも日常会話的で、すぐ使えるようなシーン、言い回しが多い気がするから。

毎日毎日気になるから見ちゃう!っていうのが一番のポイントで、面白いものじゃないと続けられないし、日常の中に入れにくいから、面白いと思うもの重視でいいんじゃないかしら。

テストに受かる英語ではなくて、コミュニケーション重視の英語だったら、私はそれでいいと思う。

 

なんかそれっぽいことをエラそうに言ってるー!

でもすごく自分的にしっくりくるー!w 

 私も参考にしようw

 

なんでも新しいことを始めようと思うと、1から勉強しなくてはいけない気になるけど

ある程度のレベルにまで引っ張りあげるんだったら、

単元的に気になるところ、今すぐ必要なところ、目的が明確なものに限った方が

よっぽど続けられるんじゃないかと思います。

途中から始めたって、それが最終的にできるようになっていれば、

順番なんてどうでもいいんじゃないかなとも思ったり。

このブログにも何度書いてしまうけど、大事なことは続けること。

続けることだけが結果を残せるんだってやっぱりやっぱり思うんですよね。

特に勉強の分野は一人で頑張ることも多いから、どうしても挫折しがち。

だから自分で自分を楽しくすることも、大事な要素だよねー。

 

それと、ちょっとできるようになったらこう思った方がいい。

 

アメリカ人の多くは日本語わからないけど、私は日本語も英語もわかるわー

 

ってねw

この前アメリカに行った時色んな人が言ってくれた。

「エライわー!私なんて日本語話せないわよー!」って。

英語を話そうとしているだけで、私たちは十分頑張ってる!