エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

やはり良い面ばかりではないか、、、Airbnb

ここ最近、一回は使ってみたいなーと思っていたサービスが「Airbnb」。

世界中の色々な所で、日本でも条件にあった所があれば、ホテルではなく、

ホストのお家(または管理しているお部屋)に泊まらせてもらえるといとっても便利なサービスです。

www.airbnb.jp

 

旅行をするとなると結構な費用圧迫になってくるのが宿泊で、

ホテルは「寝るだけ」の場所にもなりかねないのにこんなにお金払うのかー、

なんて思ったことは何度もあります。

もちろんホテルステイを楽しむのも目的としてある時もあるけど、

あっちこっちに遊びに行って本当に寝るだけの為のホテルになるならば、

出来るだけ費用をおさえたいのが本音。

そんな中でAirbnbは、比較的安価だし、立地も悪くないこともあるし、

「暮らすように泊まれる」という言い方も出来るほど、利用する側には都合がいいサービスだなーと思って、周りにも紹介をしたことがあったほど。

私もいつかは使ってみようと思っていました。

 

そう思っていたらこんなニュースが…。

簡単に言うと、「旅館業法で必要な営業許可を得ていないなら、それはイカンだろう」ということで、政府が調査を始めるそう。

 

確かにホテルで何かがあったとき、それこそ火事や災害があったときはホテル側の対処があって死ななくて済むケースがあるけれど、

一般の人がそういう形で貸しているところで何かがあったとき、それってどうなっちゃうのかなと改めて考えた。

もしこのサービスを利用して、一時的な部屋だからということで殺人や自殺が起きたら…。

それって家主さんとしては相当な打撃を受けることにもなるな、と。

 

サービスを提供している方は「民間同士の自由な契約なのだから、許可がなぜ必要なのか」というコメントもあって、

確かにそれはそれで言うことは理解できるが、「もしもの事態」の時にはやはり法に則った整備や規約が守ってくれるのも確か。

何もないうちはいいけれど、何かがあった時にはやはり一般人では対処しきれないことはきっとあるな、と思ったのでした。

だって仮に設備の不具合で人が死んだとしたならば、それって一般人では責任を負いきれないことだものね。

 

今回のニュースが出るまでAirbnbでもっと外国人が日本のお家を楽しんでくれたら!」という思いはあったけど、

改めて考えてみると浅はかだったなと思ったのも事実。

旅行で一番避けたいのは事故だし、もしも人が死ぬようなことが起きた場合、しかもそれが外国人となったならば…と思うとゾッとする。

 

社会が便利になったことで、容易に出来るようになったサービスがたくさん生まれているけれど、

全てが全てそうとも言い切れない。

やはり規則や法律に守られているからこそ、安心して利用出来るということもたくさんある、

という事例ですね。

物事はいい面ばかりじゃなくて、そうでない面もちゃんと見ないと。

「お!便利じゃん」と思いついた物がなかなか普及しない理由は、ちゃんとありますよね。