エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

【お金と仲良くしたい!】稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? by亀田潤一郎

お金のことが心配だ、というエントリーを先日書いたけれど、

その前に私のお金の使い方ってどうなのよと思ってこの本を読みました。

 

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お金の使い方というより、お金の扱い方というのが正しいかもしれないですね。

私も長財布は使っているけれど、確かに大人の男性でも長財布を使う人って多いなと思って

たまたま目にしたタイトルの本をそのまま図書館から持って帰った感じです。

 

前から思っていたけれど、主婦になると生活のためにお金を払うことが多くて

ポイントカードやレシートでパンパンになることがとても多いのが私の財布。

最近はある程度ポイントカードを抜いておいて、使うときだけ入れるという感じにしていたけど、

それでもなんだか煩雑な財布だなと思っていました。

 

本を読んですぐ変えたのは「お札の扱い方」。

今までは適当に入れていたけれど、お札を金種ごとに向きを揃えて、順番に入れるというのをまず実行。

なんでもお金は綺麗好きなんだそうで。

それと、お財布はお金のお部屋だという考えのもと、財布の中が汚部屋になっていては

お金なんて全然貯まらないとのこと。

確かにお札を適当に入れていた時には、お金の支払いがしにくかったなと思い返しました。

時よりレシートとかも挟まっちゃったりして、ちょっと恥ずかしい事も。

って、私の財布本当に汚かったんだわ…。

 

それと、財布を置く場所も変えました。

というのも、私、これまでお財布は超適当に置いてました。

バッグの中に入れっぱなしで、台所にあったり、バッグと一緒に床に置いてたり…。

時には床に転がっていたことすら。。。

財布は帰ってきたらバッグから出して、机の上などに置くということに変えました。

お財布ちゃん、今まで申し訳ない。

 

全体的に筆者がおっしゃっているのは「意識をする」ということ。

 

・お金を払う時には「いってらっしゃい」、お金が戻ってきた時には「おかえりなさい」と心の中で言おう

・お金を渡す時には丁寧に渡そう 

・会計の時、人にお金を渡す時は新券で渡そう

・お金を引き出す時には中途半端な額にして、それをどの程度で使い切るのか、自分でわかるようにしよう

 

こんなことがたくさん書いてあります。

 お金のことが怖い怖いとか言いながら、お金を適当に扱っているというのは

なんだか矛盾していたことだったんだわ、と思い知らされたのは言うまでもありません。

まずは自分がどうやってお金と付き合っているのか。

それを考えることから始めて、お金と仲良くできる方法を見つけるのが良さそう。

本の中にもあるけれど、お金とは人付き合いと同じ。

適当に扱っていたら嫌われてしまうし、仲良くしようと思えば色々なことを考えるもの。

だから、「お金ちゃん」と言えるような、そんな関係性になれたらいいなと。

 

そして一番ググッと刺さったのはこれ。

 

いったい、何のためにお金を貯めるのか

 

何でもそうだけど、目標がなければダメなんだった、と思い出しました。

もちろん最終的には老後の資金に、という気持ちがあるけれど、

そんな長期間のことで考えていると、例えば旅行に行くとかそういうことでお金が出る時に

「この旅行に行かなければお金はもっとたまるのでは?」とか考えちゃうことになります。

旅行だって大事な人生の経験になるし、思い出にだってなる。

なのにそんな風にしか思えなくなるのは自分の人生もつまらなくしちゃうので、

例えば「一年間に100万貯めたい!」とか、そういう形にするのが良いんだなと。

今考えてみれば、一番お金を貯められていた頃は、目標をちゃんと立てていて、

それに向かって一直線にお金を貯められていました。

それでも旅行もしたし、友達との遊びもしっかりできてたし、

お金は貯めているという感覚があったからこそ、思い切り使えてたなと思い出しました。

 

お金は天下の回りものというくらいですから、貯めているだけでは全然ダメで、

適度に使ってそれを経験に変えたりすることで入ってくる量が増えることもあります。

気持ちよく払って、気持ちよいお財布に帰ってきてもらうことができるように、

私自身のお金に対する態度をまず変えること。

それがお金と仲良くする第一歩。

私、お金ちゃんと仲良くしたいわー!