エリクソンタイムズ

フリーランスマネージャーとして大阪と東京を行ったり来たりするエリクソンが、読書ログとお金の話、英語、自分の仕事、自分の事について考えたことをまとめています。面白そうなことには全力投球。読書のジャンルは経済、お金、金融が多めです。

自分のタイミングを知っておくと多分少し生きやすくなる

周りの人を見ていると、みんな色んなことしてるなーって思いますよね。

特に自分が自分の壁にぶち当たっていると、周りの人はどんどん進んでいる気がして、私は何やってるんだろうなんて。

他にも、やってみたいことがあるのに不安で全然できない!っていう時にも、周りが動いているのになんで私にはできないんだろうなんて思います。

でもそれが急にふと動き出すことがありますよね。

今日はそんなお話です。

 

私にとっての1回目のそれは、フリーランスになる時でした。

ちょうど時を同じくして会社を辞めようとしていた友達は、あっちこっちに動いて、色んな人に会い、着々と会社を辞める準備をしていました。

私は会社を辞めたいという気持ちはあるものの、何で身を立てようかということも思いつかず、ぼんやりと「会社勤めはとりあえず次はしたくないな」と思っているくらいだったので、誰に会うこともなく、どこかへ何かを聞きに行くでもなく…という毎日。

友達とは割と素直に話し合える仲だったので「すごいねー、私なんにもできてないよ」なんてこぼしておりました。

このままでいいのか?これでいいのか?なんて思っていた時期のモヤモヤったら…。

誰にもこぼせない不満を心に溜め込んでいたのですが、会社を辞めようと踏ん切りをつけたのは、なんだか急だったように思います。

 

悩んでいても一年、辞めて何もなくなってから考えても一年はあっという間だ

35歳までならきっと怪我をしたって大怪我はしなくて済むだろう

 

悩んだ末にここに行き着いた時、スッと会社を辞める気になり、次の就職先も何も決めないまま会社を辞めました。

私は石橋を叩いて渡るタイプの人間なので、こんな会社の辞め方をするなんて、正直自分が一番驚いたくらい。

でも、なんだかよく分からない、変な自信だけはあったのです。

どうにかなるだろうって。

それから3年経ちますが、ありがたいことにすぐにフリーランスとなり、今はあの頃の自分では考えられなかったことをしています。

 

そして2回目のそれは、つい最近です。

このブログの上部にも書いておりますが、ここ何年か、私にとってのテーマは「お金」でした。

過去のブログにもありますが、私はお金に対して恐怖心があり、それをずっと克服したいと思っていたのです。

heapupblocks.hatenablog.com

もともとお金に対しての恐怖心があったのは、私の父が借金をする癖があったからです。

それに対して泣いている母を見て育った私には、「お金は魔物」と思わせるには十分だったのです。

でもそれでも、一人で生きている分には対して大きな問題はありませんでした。

そこに加速をかけたのが、結婚であり、会社を辞めたことだったのです。

一気に襲ってきたお金に対する恐怖。

何が怖いか分からない、何で怖いか分からない、どうなったら安心するのか分からない…。

そんなところから始めて、今はお金と仲良くやれそうな気持ちになっています。

怖さを取り除くために、本はいくらでも読みました。

でも、結局恐怖心を取り除くほどの答えは本にはないのだと気付き、

私の本当のお金の恐怖とは「自分が動けなくなった時にお金を生み出すシステムを知らない」ということだとわかったのです。

ここに行き着くまで、私は3、4年かかりました。

投資というのももちろん知っていましたが、お金は魔物と思ってギャンブルもしない私にとっては、何のリターンもないかもしれないところにお金を使うことは恐怖でしかなく、やってみたい気持ちはあるものの、全然飛べないバンジージャンプ状態。

メンターが欲しいのにメンターにも出会えず、やきもきした時間を送るしかなかったのです。

でもそんな毎日にも、急に光が射し始めます。

ある人を通じて出会った方が、メンターに近い方となり、その方にもたくさん教えてもらい、申し訳ないですが、時にはその方のことを疑ったりしながら、やっと投資への第一歩を踏み出しそうになっています。

まだ本当の一歩を踏み出していないので、知り合いが増えるたびに、心強い!と思う一方で、集団で騙されていない?と疑ってしまっている日々ではあります。

でもここでやらずしていつやるの?今でしょ!というところにまできました。

投資に関しては色々な意見があると思いますが、「私がやってみたいからやる」という気持ちの元、やっと踏み出すことができそうです。

 

自分のタイミングって自分しかわからないんですよね。

会社を辞める時も、投資を始めたいと思っていた時も、ほとんどよくわかっていなさそうに見えるのに突っ込んでいける人の勇気を、私はずっと羨ましいと思っていました。

その勇気があったら、その思い切りがあったら…と何度思ったのかわからないですが、そんな状態で始めていたら、私は早々会社員に戻ったり、投資をやらないことを決めることになるのかもしれません。

すっごくやきもきしたけど、私には決意をするのに必要な時間だったんだと改めて実感します。

 

これから人生で何度悩むでしょう。

そのたび同じように何度もやきもきするんでしょうね。

でも私は過去2回の大きな決断を通じて、私は決断に相当時間がかかるということを自分で知っています。

期が熟すのを待つタイプなんです。

だったらしょうがない!

自分のこういう傾向を知るのも、今後生きる上では大事なことですよね。

私の幸せは私が作る。

今後もこんな自分のことをどこか冷静にみながら、楽しく生きていきたいものです。